おしらせ

「田上義也と札幌彫刻美術館展」開催中(れきけん建築アーカイブより展示作品一部寄託)

更新日: 2015/10/17

 北海道におけるアトリエ系建築家の草分け的存在である建築家・田上義也(1899-1991)とその建築作品の一つである本郷新札幌彫刻美術館についての展覧会が現在、開催されています。
 田上義也は生前、北海道ゆかりの彫刻家・本郷新(1905-1980)との親交が深く、今回の展覧会会場である美術館のほかに小樽のアトリエ「春香山荘」の設計もしています。
 展覧会では、田上義也による美術館の建築空間を堪能できるほか、図面やスケッチなどとともに同空間に本郷新の彫刻も展示。同時期に生きた建築家と彫刻家の仕事・作品を横断的にじっくりと楽しめる展示となっています。
 中でも、今回制作されたという春香山荘の模型(鳴海伸一版画制作工房)は、見どころの一つ。力強く1階から2階へ伸びた屋根と、その形態に沿った深い軒を持つ外観が目を引きます。それまでの作風から進化した前衛的な形態で、眼下に広がる石狩平野と日本海を抱きこむかのような佇まい。ダイナミックな自然に対峙するかのような力強さを感じます。その様子が模型を通して確認できます(この建物は現存するものの、風化や倒木などの影響によりオリジナルの形態を留めていない)。
 展覧会は11月29日(日)まで。なお、本展では、れきけん建築アーカイブ所蔵の田上義也本人によるスケッチや図面も展示されています。

    ■田上義也と札幌彫刻美術館
    会 期:2015年10月3日(土)~11月29日(日)
    開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
    休館日:月曜日
     ※ただし10/12(月)、11/23(月)は開館し、10/13(火)、11/24(火)は休館。
    観覧料:一般 500(400)円、65歳以上 400(320)円、高大生 300(250)円、中学生以下無料
    場所:札幌市中央区宮の森4条12丁目  
       電話 011-642-5709

より詳しい情報は、本郷新札幌彫刻美術館のウェブサイトをご覧ください(11月のサンクスデーの案内もあり)